【北里大学病院】のインタビュー

神奈川県・大学病院・学校法人北里研究所

北里大学病院 (きたさとだいがくびょういん)

がん看護専門看護師です。

オルタネイト
  • 消化器内科
  • 看護師
  • 職歴13年
  • 東京都立北多摩看護専門学校/ 北里大学大学院出身

現在のお仕事について教えてください。

がん看護専門看護師として消化器内科病棟に所属しています。1~3年目が半分を占める若い看護職員がいる病棟です。ベッドサイドで患者さんの体を拭きながらお話を伺ったり、看護職歴に関係なく協力してケアを実践しています。毎日のカンファレンスでは気掛かりなことや困ったことを一緒に考えてみんなでケアを実践しています。病棟でみかけた良いケアを発表したり、ポスターにして休憩室に貼ってお互いを認め合う場にしています。

印象に残っているエピソードを教えてください。

入院中になかなか症状が緩和されずに口数が少ないがん患者さんと出会い、自分にできることはないかと心理学部に編入しました。そこでマーガレット・ニューマンの理論に出会い、理論の勉強会に参加して自分が目指している看護だと感じました。根拠のあるケアを提供して患者さんの力になりたいと考えてがん看護専門看護師の道を進むことを決めました。

看護学生のみなさんへ!

いろいろと悩むことがあるかもしれませんが、自分のやりたい看護を実践するために勉強する機会も助けてくれる人(看護職員だけではなく医師や薬剤師など多職種の視点も力になります)もたくさんいます。私は看護職員として就職してから心理学部に編入し大学院へ進学するなど遠回りをしながらやりたい看護に辿り着きました。こういう看護をしたい!という思いをぜひ大切にしてください。願いは叶いますよ!