千葉県・大学病院
1つ目は、PNS体制を導入していることで、患者さんにより安全で質の高い看護を提供することができると感じたからです。2つ目は、細やかな教育体制が整っていることです。研修後の小テストで研修の理解度を確認することや、研修で学んだ技術について病棟でも指導を受けられる体制は、確実な知識、技術の定着を図ることができると思ったからです。
術後の合併症がある患者さんや、ADLが低下して寝たきりになってしまっている患者さんが回復して、笑顔で退院していく姿を見ると看護を提供することにやりがいを感じます。また、日々少しずつできる業務が増えてきて先輩看護師に承認してもらえると自信になります。
がんを患っている患者さんが「夜は看護師さんが少ないから呼ぶのが申し訳なくて。痛いけど柵を握りしめて我慢しているの。」とおっしゃっていました。そこで私は「ほかの患者さんにもいつでもナースコールを押していただいているので大丈夫ですよ。遠慮なく呼んでくださいね。」と伝えると安心したような表情に変わっていくのを感じました。些細なことでも声をかけることで患者さんの苦痛を軽減できたのではないかと思いました。